2007年 6月分からのBMSセレクション

※重要（07年7月14日更新）
今月更新の"先月の新人さん"で紹介した
Hateさんの作品について、
「音がアサインされていないオブジェがある」
という旨の文章を書いておりましたが、
これは筆者が使っていたBMSプレイヤー本体が
作品に対応しておらず、
正常に音が再生されていなかったことが原因でした。
他の本体で確認後、記事を修正させていただきましたので
ご確認ください。
作者のHate様に対する大きな誤解を招いてしまったことに
深くお詫びさせていただきます。

以下14日追記。

同じく今月更新分の
pastel eyesさんの作品ですが、
サイトの方に該当するデータへのリンクはなく、
Be-Music Gardenの登録欄からのみの
リンクとなっておりましたので、
補足リンクを追加させていただきました。

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イベントラッシュが控えててもBMSは元気！
複数の作品をリリースした作者さんも多かったです。


[echno]
WHITEOUT / tarolabo
・変則アナザー
ミニマルな序盤から次第に混沌とした展開を見せます。
配置のほうもだんだんとカオティックに。


[Hurt Noise]
Gynandromorph / tarolabo
・BGA
破滅的ながらも美しいノイズのコンビネーション。
５鍵盤と７鍵盤ではけっこう受ける印象が違うかも。


[HAPPY&HEAVY]
cold air / MIX-MAX
・BGA
相反する曲調の混在、高速BPM、印象的な配置、
いろいろとチャレンジャブルなことをやってます。


constellation / czardas
・BGA
さまざまな変化を見せる曲調でありながら
せわしさを感じさせないスイッチングと配置が絶妙！


[JAPANESE TEK]
personal announce / Bit Upper
・BGA
なんだかもうBGAの世界がとんでもないことになってます。
もちろん曲のほうもマッシヴなテクノでおすすめ。


[secret service]
Tech chanel / ブチュチュンパ
ブチュチュンパさんお得意のコラージュ。
たびたび出てくる連打が印象的です。


[funk beats]
too hot / ブチュチュンパ
・BGA
ひたすらくり返されるファンキーなループ。
BGAのスイッチングがファンクさに拍車をかけます。


[AMBIENT POP TRANCE]
angel -another story- / Lul feat. 都築きせの
・コピー/アレンジ(新谷さなえ"Angel")　・ヴォーカル曲
ミドルテンポでヴォーカル入りのポップトランス、という
珍しい構成をしています。ネタの出所もレアかも。


[house]
normal / girmo
つまりは王道、しっとり系ハウス。一部不協和音があって
惜しいんですが、それを補うセンスがある曲です。
※b.i.n.(№0434)からのダウンロード


[HARD DANCE]
Volcano / Hate
BMSではなかなかありそうでない直球アッパーチューン。
ツボをおさえつつ、チップの要素を加えるといった試みも。
※今月デビューにして２作目


[House]
Wanderer At Orient / pastel eyes
弦楽器のメロディが印象深いプログレ風味のハウス。
構成はシンプルで、どちらかと言うと浸り向け。
※Be-Music Garden(No.16)からのダウンロード


[Trance core]
月時計　Last・Dial / sun3
・コピー/アレンジ(東方紅魔郷)
東方アレンジと聞いてピンと来る方に。高難易度ですが
ノーマル譜面がわりとちょうどいい湯加減かも。

2007年 6月の新人さん

今回紹介のHateさんはすでに２作目を発表済み。
"今月のセレクション"で紹介しております。



[ELECTROSHOCK]
OblivioN (electroshock mix) / Hate
・コピー/アレンジ(DJ MAX)
『DJ MAX』の人気曲を曲調、譜面までひっくるめて
『IIDX』ふうにアレンジ。一部の不協和音だけが惜しいかも。
※BMSプレイヤー本体によっては
　正常に音が再生されない可能性があります。
　『Lunatic Rave』推奨。

BMS発見隊 2007年 7月号

前回が渋めの作品中心の紹介になってしまったので
今回は比較的キャッチーなものを
チョイスしてみました。



[R&B]
COLORFUL / SWEEZ & Meine Meinung
・BGA　・ヴォーカル曲
ストレートな歌詞に伸びやかな声が映える
どこまでもピュアなアコースティックポップ。
イベント優勝作なのにも関わらず
未プレイの方も意外と確認されているので取り上げました。
まだプレイしていない人はやってしまいましょう。
極上のセッションを体感できる喜びを、より多くの人に。


[house]
bubble / hitkey
キー圧がこれでもかというくらい高く、
作者の打鍵感への執念が垣間見える作品です。
曲調のほうはサイバー風味のハードハウス。
わりと「知る人ぞ知る」作品だったりします。


[J-ELEGANCE]
KURENAI / GYAON 
ド直球和風ポップス。しっとり聴かせます。
かなりBMS界ウケしそうな曲調でありながら
いまひとつ知られていない印象があります。
GYAONさんの作るBMS全般に言えることなんですが、
メロディアスな曲調でありながら
じつは５鍵盤譜面がすごくおもしろいです。